限りなき時間を不安とともに歩く

こんな生き様でも

終わりは怖い

だからいつも迷う

 

 

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限りなき時間を不安とともに歩く

旅人

 

大したことないね

ふらふらと訪れては

承認欲求も満たされず

ここを去っていく

 

繰り返し繰り返し

 

ぼくは旅人

ふらふらと出かけては

自分の存在を確かめながら

眠りにつく

 

繰り返し繰り返し

 

 

旅人

不惑

不惑と書いてみた

明朝体でみるとなんだかあやしい曲線

何かドキドキさせる線のひとかたまり

「不」という文字のバランスの悪さと

「惑」という文字の怪しげな下心

座りの悪いそれらが互いに作用すると

なぜか前向きな言葉に見えてしまう

刷り込まれた固定観念の恐ろしいこと

不惑の前も後もわからず

不惑を信じ生きていく身の

なんと健気なことか

そんな不惑に支えられながら

きっと時代は廻っていく

 

 

不惑

ぼくにはわからない

ああ そういうことか

ふむ それはどういうこと

う〜ん それはどうかな

一つの事象に様々な反応があることは、別に不思議なことでもない

かえって健全なコミュニティがそこに存在する証拠なのだろう

でもそれは

富士山を山梨と静岡と両方から見るように

山手線の駅を、逆周りで読み上げるように

トリコロールか否かを語るように

きっとどうでもいいんだろう

苛立ちと絶望の中

薄着で笑っている術を得たいものだ

世界中の戦争でなくなった方に哀悼の意を表します。。。

ぼくにはわからない

カオスな夜

ビアホールの隣の席では、会社帰りの4人組が上司の悪口を並べている

一人の女性は、既にろれつが回っていない

ビルの影では、少し飲み過ぎた男女が抱き合っている

続きは、もう少し隠れたところでやったほうがいい

リュックを背負った若者2人が、何かでもめている

聞きつけた警察官が向かっているから、はやく場所を変えたほうがいい

一人で帰り路を急ぐ女性は、なぜか微笑んでいる

いいことがあったんだね、いい週末でよかった

そんな街で、ビールを飲みながら

ぼくは、ジョージ・オーウェルを読んでいる

カオスな夜